新聞社説を要約しよう!〜5つのステップでコツを掴む!

2017年に別ブログで公開した内容を、加筆・修正した記事です。

「要約」の練習をするなら「新聞社説」の要約をおすすめします。

目次

社説とは 

社説とは新聞や雑誌の「意見・主張」のことをいいます。

新聞は「事実をただ淡々と述べる紙の媒体」かと思いきや、実は各社それぞれの立ち位置から意見をしっかりと申されています

社説が「意見」だと分かれば

「ある話題」に対して「誰に?何を?どんな視点から?」といったことを

あくまで一つの考え方」として読むことができるようになります。

要約とは

要約とはその文章を「読む人」に伝えるためにあるので、取り上げたテーマを簡潔に相手に「伝える」という意識が要約には必要です。

社説の要約とは

さて、ここで例題です。

下記の「 」内にある記事を16文字以内に要約して下さい。

記事:
「中国やロシアと歴史的にも地政学的にも関係が深い北朝鮮は、イラクやリビアとは異なる」

いかがでしょうか。おそらく下記のどちらかのように要約されたのではないでしょうか。

①北朝鮮は中国やロシアと関係が深い

②北朝鮮はイラクやリビアとは異なる

上記の2つでは、どちらを正解とするか。

それは「文脈によって正解は変わる」ということです。

何のテーマもない要約ならどちらでも良いのですが、もしテーマが「常任理事国の責任」なら上段①の要約を、「核兵器放棄国家」なら下段②の要約を選ぶべきでしょう。

社説の要約で学ぶメリット

社説で要約の練習をすると文脈がわかるようになってくるので「文章のポイントが分かり、時事問題にも強くなる」ことがメリットとして挙げられます。

新聞社説の文字数は、大手5社(朝日、産経、毎日、日経、読売)であれば、おおよそ800字×2テーマ。

「文章の読解力や表現力を身につける」ためにも適度な文章の量で、要約にはちょうどいい練習となります。

社説を要約する5つのステップ

ではさっそく社説の要約について解説していきましょう。

①テーマ決め

まずは社説を最後まで読んでみましょう。

その中で、一番伝えたいテーマを「まず最初に決める」こと

その後、テーマに合わせてカタチを作っていきます。

[ポイント]社説のタイトルがそのまま新聞社の結論となっている事が多いです。一番伝えたいことがタイトルになっていることが多いので有効活用しましょう。 

②パーツ選び

どの部分をパーツとしてピックアップするのか、テーマに沿ったものを中心に選びます。

社説のタイトルが結論だった場合、「結論に対し、その根拠となる部分を選ぶ」という風に、文の繋がりを意識してみて下さい。

③パーツの並び替え、量の調節

要約してみて意味そのものが変わってしまわないよう、パーツの順番を並び替えます。文章の量も調節します。

④文章ごとのチェック

要約した後、文章として成立しているか、「てにをは」といった言葉をつなぐ助詞が合っているかを確認します。修正をした箇所の「を」や「が」など、ことばが繋がらなくなっていたりするので、特に気をつけてフレーズを確かめてみて下さい。

⑤全体の確認

全体を読み、誤字脱字のチェックをします。文章の流れにも問題なければ完成です!  

社説要約のQ&A

Q.毎日できる要約の練習に「社説が良い」という理由は?

いつも記事の量がほとんど変わらないのが社説の特徴でもあります。文章の量も適度にあるので、まさに要約の練習に適しています。

Q.おすすめの要約練習方法は?

一日一記事、社説の要約をすることをオススメします。

「社説は意見・主張」ということを踏まえてさらに言うなら、「朝日新聞」さんと「読売新聞」さんを交互に要約していくことをおすすめします。両社の意見が大きく異なることが多いので「ものごとの見方」についても幅が広がることが期待できます。同じテーマを取り上げることもあるので「両社の意見にどんな違いがあるか」を比べてみましょう。

Q.テーマを決めるのに迷ったら?

要約するにあたり「どの部分をメインにすればいいか?」「間違ったものを選んだのでは?」という迷いがあるかもしれません。

要約すること、ましてや1/4ほどの200字に絞るとなると、言葉をコンパクトにしてすべてを詰め込もうとするのは無謀です。

迷ったときは自身の感性で、「おや?」と引っかかる部分や「優先したい」という部分をテーマする事で、切り捨てたい部分や要約ポイントも絞りやすくなります。 

まとめ

・社説は「新聞各社の意見」である。

・要約は5つのステップで進める。

・気になった部分をテーマに要約していくと進めやすい。


合わせて学びたいこと

ここからは、そのほかの勉強方法についてご紹介します。

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自分を深掘りしていくことで、強みを見つけていける本です。

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この記事を書いた人

東京で静かに暮らしながら、日常の表層と行間にあるものを、書いてみたり考えてみたりしていきます。

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